最近では犬小屋に住んでいる犬を見ることはほとんどなくなってしまいました。家の中で人間と一緒に暮らすというのがスタンダードになってきたからです。大型犬でも同じで家の中を走り回っています。ペットが家族の一員として大事に世話されているので寿命も延びています。

そのため、人間と同じようにガンになったり認知症になったりするペットも増えているのです。医療費もかかりますが、家族なので一生懸命ペットを世話します。それでも、寿命や病気で亡くなってしまうことを避けることは出来ません。亡くなった犬や猫をどのように処分したらいいのでしょうか。

家族同然ですから、お葬式をする人も増えていますし、骨を骨壺に入れてお墓に入れる人も増えているのです。お墓の金額もいろいろですが、愛するペットのために出し惜しみはしません。実の子供より大事にしている人もいるくらいですから、今後もお墓の需要は増えることでしょう。ペットロスになってしまい精神的に立ち直るのに時間がかかる人もいます。

そのような人はぬいぐるみをオーダーメイドで作ってもらったり、絵や写真を飾って慰めを得ようとします。新たな犬や猫を飼うことを考える場合もありますが、寿命が延びていることを考えると世話が出来るかどうかを判断する必要があるのです。いずれにしても、動物を飼うというのは責任が求められることであり、長い期間が必要になってきます。最後までキチンと世話できる場合にだけ家族に迎え入れることが大切です。